餡のメイン食材は、キャベツ、豚肉、ニラ。野菜中心の餡はさっぱりと軽い口当たりが女性にも大人気です。最後までこだわったのは調味料の配合。2種類の砂糖を使い、甘みの中にも奥深さを感じる繊細な味わいに仕上げました。隠し味の味噌は、タレに使っている信州味噌とは別のもの。これが味噌ダレをうまく引き寄せ、さっぱり野菜餡とうまくマッチングさせてくれます。コクのある味噌がキャベツの優しい甘さをよりいっそう引き立ててくれるのです。
信州松本で製造される皮は、作り方にも独特の工夫が。加水が高いうどん製法だから、焼き上げた時に外はカリカリでも中はモッチモチの皮に仕上がります。生地の厚みは1mm以上もあるしっかりタイプ。水餃子でも揚げ餃子でも皮が破れる心配がありません。特に水餃子は皮のモチモチを楽しむには最適です!小麦の風味が活きているので皮だけで食べても充分おいしいのです。
淡色辛口の信州味噌は、長野県の特産のひとつ。米麹と大豆、塩を原材料とする代表的な米味噌です。さっぱりとした旨みと豊かな芳香が特徴。この信州味噌にからしニンニクを足し、コクの深い辛味にピリッとした刺激を加えております。調味料を絶妙なバランスで整え、甘辛く旨みが活きた味噌ダレへと成長させました。濃い目の味付けですが、しつこくなく、餃子の繊細な味わいをより楽しめます。キャベツの甘みと味噌ダレの辛味が双方を引き立てあい、お子さんからご年配の方まで虜にする味となりました。